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映画を通じて学ぶ自分らしく生きるためのエッセンス
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こんにちは!
映画好き自由人です!


今回ご紹介する映画は

『ユージュアル・サスペクツ』

という映画。




ストーリーは、
ある晩に、サンペドロ港に泊まっていた貨物船で、
大爆発が起き27人もの死者が出るという事件が発生します。


 



その次の日に、現場に居合わせた身体に障害を持つ男、
『キント』が警察の連行され、
様々な資料で散らかった事務所で
事件に納得していない様子の警官『クイヤン』との事情聴取が始まります。







それと並行して、FBI捜査官の『ジャック・ベア』は
爆発事件からなんとか生還した男『コバッシュ』という男を訪ねていました。

そして彼の口から出てきた男『カイザー・ソゼ』から
物語に緊張が走ります。


なぜなら、カイザー・ソゼはFBIが長年追っている伝説のギャングであり、
痕跡すら残さない、顔も誰も知らない、
もはや噂だけがひとり歩きするような人物だからです。




そして唯一ソゼを目撃した男、コバッシュに
ソゼの特徴を聞きだし、似顔絵を書く事にしたのでした。



一方で、キントの事情聴取から以下回送シーン・・・




6週間前に刑務所で顔合わせした4人の男と出会い、
(左から順番にホックニー、マクマナス、フェンスター、キートン、キント)
5人でお金を集めるためにあらゆる強奪事件を繰り返していたのですが、

ある日、そこへ『コバヤシ』と名乗る弁護士が現れて仕事を依頼してきます。
その依頼はなんとカイザー・ソゼからの依頼であり、
この5人は過去にカイザー・ソゼに貸しがあるため断れば殺されると言うのでした。







5人はカイザー・ソゼの噂は知っていたのですが、
いないと信じていてコバヤシの暗殺を目論みます。

しかし、コバヤシのバックには悪魔と呼ばれる男、カイザー・ソゼがいるとのこと。
結局、暗殺は中止となり、提示された依頼を受けることに・・・。

その仕事をこなしに、
麻薬取引が行われる貨物船への襲撃に向かうのでした・・・。



このキントの話以前から別件でキートンを疑っていたクイヤン。

しかしキントの話から、
リーダーをしきっていたのは5人のうちのひとり『キートン』という男が、
常に、残りの4人に的確な指示を出していたということがわかります。


そして、キートンこそソゼだとクイヤンは確信したのでした。


キントの話から、クイヤンは
キートンが貨物船の仕事から何まで全て自身で仕込んだ話。
つまりキートン=ソゼだという証拠を見せつけました。







キントも困惑した表情を浮かべながらも、

確かにキートンがソゼであると考えれば辻褄が
合ってしまうことに気づいてしまったのでした。

ついにはキントもソゼがキートンと認めざるを得ませんでした。




衝撃の事実を知ってしまったキント。


信頼していた仲間の裏切り・・・
今までコマとして動かされていたこと・・・
キートンの気にかけてくれていた言葉はすべて計画実行のため・・・





あらゆる回送を浮かべては、
複雑な心境・・・。








キートンおびき寄せるために、
警察で保護するというオファーがありましたが、


それでも仲間は売らない・・・。


と涙を浮かべながら
最後まで悪人らしく、

しかしどこかさみしげな背中で、
釈放され帰路につくのでした。






事情聴取が一段落し、
クイヤンは一息つくために事務所にてコーヒーを飲んでいた時です。
キントの話を振り返っていると、

ある衝撃的なことに気づきます。








それは今までキントが話してきたストーリーは、

散らばった資料の内容を基に
作り上げられていたウソだったということに。



ちょうどその時、
FAXからソゼの人相が届くのですが、
そこに描かれていたのは・・・





たった今、事情聴取していた『キント』の顔だったのでした・・・。





いやぁ、なんともすごい大どんでん返しのストーリーに
一本取られました。


視聴の心境としては、
あの「キートンがソゼだったか!!」
と証拠を見せた上でのさらに

「え~!!?」


という感じですよね。


ちなみに作中はキントは足をずっと引きずって歩いていますが、
ソゼ=キントが明かされた瞬間に普通に歩き出します。


それすらも設定だったのか・・・。
と思わせられるほどの演技力。

さらにそこら中の資料から
ストーリーをでっち上げるほどの口の上手さ。



『ユージュアルサスペクツ』は
裏切りの上にさらに展開がひっくり返る構成で、
久々に面白いなぁと思いました。


他にも最後にしかけがある映画は
「キサラギ」「スナッチ」がありますが、
それらとはまた違ったタイプで楽しめる作品です。






この作品を通じて感じた事は、
全体を通して『常に疑え』ということでしょうか。


僕自身、基本的に常識というものには一切信用はなく、
自分がどうしたいか、しか考えていません。

したいことは例え非常識だと言われてもやります。
(法に触れるような事は別ですが・・・)

常識を紐解いて疑ってみると、
案外常識でもなんでもないように思えます。


だからといって「非常識になるべきだ」とは思いませんが、
型にハマりすぎても刺激はないかなと。


この作品も最後らへんは僕も
「あ~、そんな感じの映画ね!」
とよくあるパターンの映画だと思っていました。


でも最後の最後で、
その更に斜め上を行く展開があったからこそ
魅力的な作品だなと思います。


自分が普段「これが当たり前!」
と思っている事を改めて考え直すと、当たり前じゃないかもしれません。

人間、周りが「え!?」と思うような行動をするとき、
キラリと個性が光り、一段と魅力的に映るのだと思います。


日々、刺激が足りないと感じるのであれば、
ぜひいつもとは違うアクションを起こしてみましょう。


では!!
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